冬
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作成日時 : 2008/01/30 21:51
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久しぶりに本気で寒い冬を感じる日々だが、まさに温泉の季節である。といっても、新年早々仕事仕事で温泉もしばらくご無沙汰している。
登山を終えて、時間さえ許せば、麓でお風呂に入る。お湯の中で五体を伸ばし、数日間の垢を落とすと、しみじみとした幸せがよみがえってくる。都会の生活では忘れがちだが、お風呂に入れない生活だったからこそ、入れただけで感謝の心すら芽生える。自然のありがたみを知り、自分の感受性や、ささやかの能力を見つけて、それを明日への活力にできる。山から与えられるそんな小さな幸せは数に限りがない。この喜びがある限り、山はやめられないと思う瞬間だ。
身の丈にあった程のよい暮らしとは、身の回りの小さなことに喜びを感じる、こんな暮らしをいうのではないだろうか。モノに支配されることなく、自分の頭とからだを思いきり使う生活。その中でなら、身の回りのささやかなことにいくらでも喜びを見いだすことができるのだ。山には我慢をしに行くのかも知れない。もちろん、我慢の後にこそ得られる喜びを知っているから。それは、雪国の春にも似ている。
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